折り畳みスマホがほしい!
近年、折りたためる変態スマホが一部メーカーから販売されており、Galaxyに至ってはz fold6、z flip6と6世代目になっている。
正直な話、実用性や耐久性を考えると折りたためる必要はない。いや、むしろ折りたためないほうがいい。
実際に店頭でいくつか触ってみたが、画面が柔らかいためか爪の跡がめっちゃついていた。当然だがガラス製保護フィルムなんて貼れるわけがないため、折りたたみの宿命なのだろう。
そして何より高価!基本的にハイエンドスマホより1.5倍くらい高い。
そんな中見つけてしまった。ZTEのLibero Flipである。
こいつは折りたたみスマホなのに4万円でおつりがくる。
SoCがSnapdragon 7 Gen1なので他の折り畳みスマホと比較すると性能は見劣りする。
しかし折り畳みスマホに必須の要素は何か。それは”折りたためる”というロマンである。
現在Pixel 6aを使用しており、すべてにおいて何も不満がない。
にもかかわらず、ロマンあるサブスマホとして、おもちゃとしてほしくなってしまった。
誰かに背中を押されれば買ってしまうかもしれないし、いつか興味が薄れるときが来るのかもしれない。
感動と成長の物語「ARIA」
舞台はテラフォーミングされた火星”アクア”であり,アクアにある水の都”ネオ・ヴェネツィア”を舞台に水先案内人の主人公たちの成長を描く物語です.
主人公は水先案内人”ウンディーネ”を目指し,地球”マンホーム”から移住してきた”水無灯里”とウンディーネ老舗”姫屋”の一人娘である”藍華・S・グランチェスタ”,そして”オレンジぷらねっと”に所属する天才少女”アリス・キャロル”の3人.
まずウンディーネとは,観光都市であるネオ・ヴェネツィアをゴンドラに乗って観光案内する職業であり,レベルに応じて両手袋をはめるペア,片手だけになるシングル,そして一人前のプリマとなっています.主人公たちはペアからプリマを目指すということです.
ところでこの作品,SFヒーリングとありますが,皆さんが疲れたときに見たい作品は何でしょうか.私は1番にこのARIAを挙げると思います.日常の何気ないことでも楽しく,美しく感じることのできる感性を疑似体験できることが,この作品の特徴なのではないでしょうか.
この作品で一番気に入っている点は,日常ヒーリング系の話なのに全員が成長するというところです.それはウンディーネとしてだけでなく,時間の流れによって訪れる出会いや別れ,それらにどうやって向き合うのかの心情をよく描いているところが好きですね.
私の好きなシーンを紹介します.灯里たちのそれぞれ先輩も元々仲が良く,シングル時代は一緒に練習をする関係でした.しかしプリマとなり,忙しくなることで会えない日々.ある日偶然休みが重なりみんなで会うことに.それを目の当たりにした灯里は,いつか自分たちにもこのような日々が訪れるのだと予感します.そんな灯里に対し,藍華は「私たちは明日も会えるんだからね」と.今のあたりまえはいつか無くなってしまうけれど,今は今を大切にしようということでしょうか.このシーンはデフォルメされて描かれているのですが,涙なしには見れませんでした.
もう一つ,紹介します.ある時アリスは忙しくなり,他二人と会えない日々が続きます.加えて何を理由に会えば良いのかがわからなくなってしまいました.そんな時,「アリスちゃんに会いたいから会いに来るんだよ~」と,理由なんてなくて良いのだと教えてくれます.この考えは普段生活していて意外と抜け落ちているもので,何か目的がなければいけないという考えをすべて吹き飛ばしてくれます.
他にも良いシーンやセリフがたくさん詰まっているのですが,紹介しきれないのでぜひARIAを手に取ってみてください.
実はアニメと漫画では少しストーリーが異なるのですが,どちらも楽しむことができるのでぜひ両方に触れることをお勧めします.
そして最後に,映画で公開された後日談「ARIA the Avvenire」,「ARIA the Crepuscolo」,「ARIA the Benedizione」を見てください.
本編ありきの作品ですこし駆け足なのですが,ARIAを楽しめた方には答え合わせのような作品だと思います.
小市民シリーズ祝アニメ化
「古典部シリーズ」や「大刀洗万智シリーズ」のミステリー小説で有名な米澤穂信さんの「小市民シリーズ」がアニメ化され,ついに第一話が放送されました.
私は氷菓のアニメから入って原作を読み,米澤穂信さんの作品が好きになった人間です.文章が読みやすいのでどんどん読み進めることができて,あっという間に多くの作品を読破してしまいました.あとは「黒牢城」と「栞と嘘の季節」でしょうか.
さて小市民シリーズ第一話を見た感想ですが,小説をそのままアニメ化した,初めて読んだ時を思い出した,というのが第一印象でした.それほどに再現度の高いアニメだと感じました.
一つ,思っていたのと異なったのは小佐内さんの感情表現の違いでしょうか.私が小説から感じ取った彼女は,平時はスイーツのこと以外に特に感情は出さず,割と無表情なのだろうというものです.アニメでは想像していたより可愛いというか,良い意味でJKだなぁという感じでしょうか.それだけに,年に一回の限定いちごタルトを台無しにされてしまった小佐内さんがどのような表情を見せるのかが今から楽しみですね.
文章のみと映像+音声では,伝えられる情報量も受け手の想像力で補う領域も異なるため,原作を知っている人でも私と異なる印象を受ける人も多いと思います.
原作の有無にかかわらず,アニメ作品に対する感想は人それぞれです.それは受け手本人のこれまで触れてきた作品やそれまでの生活によって形成されるもので,違った視点からくる感想を見かけると感心させられたりと,作品単体だけでなく広い意味で楽しむことができることが面白いと考えています.それは過去の自分,今の自分,未来の自分でもいえることだと思います.
1クール走破したとき,自分自身がどのような感想を抱いているのかが楽しみです.
新世界より
皆さんは「新世界より」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
多くの人がクラシックのアレを思い浮かべるのではないでしょうか.ドヴォルザークの交響曲第9番,有名なのは第二楽章か第四楽章ですね.
今回紹介する「新世界より」は貴志祐介の小説が原作のアニメです.いわゆるダークSFというジャンルになるのでしょうか.
貴志祐介といえばドラマ化された「鍵のかかった部屋」が面白くて見てました.
時代は現代から1000年後,主人公たちは’呪力’と呼ばれる超能力が使えるようになった人類です.これだけ聞くと他のファンタジーものと同じような印象を持つかもしれません.全く異なるのは超能力に対する設定の凝り方です.本作品では特に人間に対しての攻撃についての設定が細かく,話の本質的な部分になってきます.
呪力は人を攻撃するにはあまりに強く,人が人を攻撃する状況をなくす必要があったため,それを実現するために人類は遺伝子レベルで自らに強い制約をかけます.
まず精神的緊張が高まったときに異性との濃密な接触によって解消する,人間の’ボノボ化’.そして’攻撃抑制’と呼ばれる,同族を傷つけることに抵抗を覚えるような制約.最後に'愧死機構'という,呪力によって自らを殺める機構.
これに加えて社会構造や暗示によって人間社会の存続を可能にしてきました.その陰で,人間社会の存続を脅かす存在は問答無用で消すという残酷なことを平気でします.具体的には呪力を満足に操れない者,性格的に規律を守れない者,攻撃抑制や愧死機構に問題がある’悪鬼’と呼ばれる者.
この残虐な事実を子供に知られないために非常に強い情報統制を行い,過去の科学技術すらも社会から完全に追い出すような体制を取ります.これらが逆に人類を滅ぼしかねない事件に発展させてしまうのです.
本作品には人類のほかに’バケネズミ’と呼ばれる生き物が登場します.
見た目はハダカデバネズミのようで人間のように二本足で立ち,独自の言語を駆使する真社会性動物であり,彼らの巣は女王を中心としてコロニーを形成しています.呪力の使える人間に対しては基本的に従順であり,人間の言葉を話す個体もいます.
雪の降るある日,主人公の友人の男子が’出来損ない’として消されることを予期して町から逃げ出します.主人公たちは彼を探しついに見つけますが,それでも彼は街に戻らないことを決意します.主人公と一緒に探しに行った女子も同じく町から去ることを選んでしまったのです.
町の大人たちは男女でいなくなったことでとてつもない緊張が走ります.何が何でも二人を町へ連れ戻さなければならない.たとえ彼らが死んでいたとしても,その遺体を回収するまでは安心できないと.
二人の遺体を回収するために駆り出されたのはバケネズミでした.しかし長い時間をかけ,結局二人は骨の状態で帰ってきました.それにより町の大人は安心してしまいました.
それから10数年が経ち,町に災厄が起こります.
バケネズミが人類に反乱を起こしました.呪力のないバケネズミに勝ち目はないはずでした.
カギとなるのは失踪した主人公の友人二人です.男女ということは子供が作れるということ,街に二人の骨が戻ってくるまでに時間がかかったこと,人間の子供は人間であり呪力を使えること.この人間の子供がバケネズミによってバケネズミとして育てられたならば,自任がバケネズミならば攻撃抑制も愧死機構も人間に対しては機能しない可能性がある.
それによって人類を殺すことができる存在,悪鬼を持ってバケネズミは反乱を起こしたのです.
この悪鬼は最終的にバケネズミを殺してしまい,愧死機構によって死亡します.人類の脅威は去ります.
本作品の最後に,バケネズミの正体について触れられます.遺伝子対がバケネズミとは異なり,人間と同じ23対であったことです.
呪力を持った人間は’人間’に対し攻撃できないことを考慮すると,呪力を持った人間は呪力を持たない人間を攻撃することができず,一方で呪力を持たない人間は呪力を持った人間を攻撃することができてしまうということになります.その脅威をなくすために,呪力を持たない人間が逆らえないように,愧死機構に関係なく攻撃できるように姿を変質させたということです.
私はアニメを見て,原作を読んで,最後に感じたものはどちらでも”生々しい気持ち悪さ”です.
人間はこれまでの歴史の中で立場の違いを作り,奴隷を好んで使ってきました.現代でも形を変えて奴隷のような存在はいると思います.人間は優位的に上に立ち,支配することを好むのです.
そんな人間社会の黒い部分を表した,面白い作品だと私は思います.
planetarian ~ちいさなほしのゆめ~
感想第一弾はKey作品の「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」です.
私はこの作品が全てのゲーム,アニメ,漫画,小説の中で一番好きです.
作品の初出が2004年で,アニメ化が2016年と実に12年もの歳月を経ています.そこから全国各地のプラネタリウムにおける特別投影,アナログレコードやOVAのクラウドファンディングがありました.それだけコアなファンが長くついているということですね
まず世界観が良い.戦争の生物化学兵器によって荒廃した”封印都市”にあるデパート屋上のプラネタリウムの解説ロボット”ほしのゆめみ”と,そこへ迷い込んだ”屑屋”のお話.
ゆめみは投影機の”イエナさん”と何十年も前から人々の帰りを待ち続けています.それは避難直前の館長さんの言葉を信じているから.そんなところに屑屋がやってきます.最初はうざったがっていた屑屋もゆめみと触れ合ううちにイエナさんの修理をしたり,特別投影を見たりとゆめみに対する感情が徐々に変わっていきます.
プラネタリウムを去る際に屑屋はゆめみを封印都市から連れ出そうとします.こんな街で朽ちてほしくないと.
しかし屑屋の願望は崩れ去ってしまいます.街から脱出する際に戦闘ロボットにやられかけるところをゆめみに助けられます.そのせいでゆめみは壊されてしまうのです.
ゆめみは最後に大切な思い出としてメモリーカードを屑屋に託します.
実はゆめみは本当は人間がこの街に戻ってこないことが分かっていて,にもかかわらず未知のバグだとして館長の言葉を信じて人々の帰りを待っていたのでした.そして屑屋がやってきたのですから,ゆめみの考えは'正しかった'のですね.
作品の最初からゆめみのポンコツ具合が垣間見えるのですが,これが最後のこの伏線につながっているというのがたまらないのです.
そんなゆめみに対し屑屋は最後に嘘をつきます.封印都市の外側にゆめみの星空解説を待っている人たちがいること,プラネタリウムでいっぱい働けること.絶滅を待つしかない人類にそのような余裕はないはずなのです...
街から脱出する屑屋は決意します.ゆめみの代わりに,ゆめみと一緒に人々に星空を見せようと.この話はドラマCDおよび劇場版の「planetarian ~星の人~」につながります.そちらも今度紹介します.
さて作品紹介をしてきましたが,とにかく多くの人にこの作品に触れてほしいと私は思っています.原作のキネティックノベルでも,アニメでもボリュームが大きすぎないため気疲れせずに完走できると思うのでぜひ.
この作品に出てくる封印都市とプラネタリウムにはそれぞれモデルがあります.封印都市は'音楽の街'浜松市,デパートは今はなき松菱百貨店,プラネタリウムは明石市立天文科学館です.
浜松ではホテルレオン浜松さんという素晴らしいホテルがありまして,フロントにはplanetarianコーナーがあり,聖地巡礼マップも配布されているという.皆さん,聖地巡礼にはぜひ活用しましょう.
そして明石市立天文科学館は,有名な標準時子午線上にある科学館です.入場料が700円とめちゃ安いのに非常に見ごたえがあります.

そしてイエナさんはそこにある日本で一番古い現役の投影機です.

なんとplanetarianの原画を描かれた駒都えーじ先生のサイン入り色紙が飾ってあるという.ファンなら絶対に訪れるべき,ファンでなくとも楽しめるとても良い施設ですよ.
長々と語ってきて,私のこの作品に対する感情は伝わりましたでしょうか?
他に全国各地の特別投影に関しても語りたいのですが,星の人について記事を書くときに取っておきましょう.
最後になりますが,2024年7月1日現在steam版がセールで440円で買えるのでよかったらぜひ.
Summer Pocketsアニメ化!
ついにKey作品の「Summer Pockets」がアニメ化が公式から発表されました.
Keyのアニメというと正直な話「神様になった日」は面白さを理解できずにガッカリした記憶があります.「Charlotte」はよかったのに...と悲しくなりましたねw
さて「Summer Pockets」ですが,私が大学2年の時に久々のKeyフルプライス作品として発売されて,夜な夜な号泣しながら攻略したことを思い出します.
キャラとしては鴎が好きでしたが,ストーリーは紬√が一番Keyらしさを感じて好きですね.ろうそくいっぱいの最終シーンは最高でした.
アニメーション制作はfeel.,主人公とメインヒロインの声優さんがそれぞれ千葉翔也さんと小原好美さん.
この組み合わせ,どこかで見たことありますね.
そう,「月がきれい」です.中学生の心理描写がとても生々しい?,良い作品だったと思います.
私はKey作品ファンとして,「月がきれい」ファンとしてとても楽しみにしています.
実は「Summer Pockets Reflection Blue」はプレイできていないので,プレイしたらその感想もここに書き込もうかしら...
響け!ユーフォニアム3を見て.
2024年6月30日,ついに響け!ユーフォニアム3が終わってしまった.
見終わってから感想を言いたくて言いたくて仕方がなくなり,日記としてブログを書き始める.
まずはこれまでに触れてきたアニメやその他について細々と書いていこうと思う.
ユーフォに関してはもう何度か見直して,心の整理がついてから感想を書こう.

